2017年9月7日木曜日

clip: ハーフォードせんせいのおすすめ本: G.カスパロフ Deep Thinking

コラムニスト・経済学者のティム・ハーフォードせんせいのブログで紹介されていた本:

著者のカスパロフせんせいは言わずと知れたチェスの元チャンピオンで,人工知能「ディープブルー」と対戦した人.Kindle版はお安いね.タイトルをグーグルせんせいに訳してもらうと,『深い思考:機械知能が終わり、人間の創造性が始まるところ』だそうだ.

ハーフォードせんせいの紹介文いはく――
「機械知性の限界とその先にある人間の創造性」を考察すると宣言しているものの,この論点についてはとくに深いことは言っていない.それでも,カスパロフはイノベーションと冒険にちていくつも面白いことを言っている(リスクの高い基礎研究より限界利得をとる方が好まれている点をぼくと同じく,彼も懸念している).それに,チェスにおける AI の歴史はすばらしい.本書のキモは,ディープブルーと彼の対戦録で.まるでスリラー小説のような読み応えがある.良書.

関連して,カスパロフの TED トーク:
ちょっと英語にクセがあるけど,おもしろいよ.






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