2017年8月22日火曜日

にっき

コーヒーを淹れるのにフレンチプレスを愛用してる.1台目はうっかり落としてガラスを割ってしまって,いまは2台目だ.コーヒーメーカーやドリッパーとちがって紙のフィルタを使わなくてすむものの,長く使っているうちに金属製フィルタが破れたりしてだいぶ傷んできたので,Amazonでパーツを買って交換した.こういうときにすぐ交換品を手に入れられるようになったのはありがたい.

▲ フレンチプレスはハリオのお安いやつを使ってる.

2017年8月21日月曜日

clip:「諸悪の根源が消費社会論にあるような気がしてきた」

北田暁大・栗原裕一郎・後藤和智『現代ニッポン論壇事情 社会批評の30年史』(イースト・プレス,2017年,pp.186-188)から:

にっき

ツイッターに流してもしょうがないことをきらくに書けるのがチラシの裏の自由さ.

  • こまめに不用品処分を続けてるのに,なかなか本棚のなかみを追放しきれない.まだこんなにモノがあるのかと,感心すらする.
  • ともあれ,部屋が本や漫画や書類の束で埋まってた暮らしは,はるか大昔のことになった.ドキュメントスキャナは偉大だ.あと,数テラバイトていどのストレージを個人が気軽に扱えるようになったことも大きい.しかも,NAS を導入すれば,ネット経由で蔵書にアクセスできる.
  • いま調べてみたら,スキャンした本・漫画は合計で 813GB でしかない.
  • 本や漫画を裁断してスキャンする以外でも,ちょっとした書類や授業関連の紙の山をどんどんデジタル化できるのは本当にありがたい――最初から紙じゃなくてデジタルにできてればそれがベストだけど,もうしばらく続くだろう過渡期を乗り切るまでの心強い味方だ.
  • ドキュメントスキャナは4万以上するお高いガジェットだけど,スマホとちがって長持ちする.いま使ってる Scansnap S1500 はどうやら 2009年3月に導入したらしいので,かれこれ8年以上も使っている.2年おきくらいで消耗パーツの交換は必要になるけど,たかがしれている.実は費用対効果でみるととてもお安い投資じゃなかろうか.

clip: 「日常生活のなかのカリスマ」心理学研究

日常生活での「カリスマ」を構成する要因は「他人への影響力」と「人当たりのよさ」(affability) の2つではないかという心理学研究をイギリス心理学会ブログが紹介してる:



2017年8月19日土曜日

SEP「タイプ vs. トークン」§2.1

前回訳したセクション 1 の続きで,今日はスタンフォード哲学事典「タイプ vs. トークン」のセクション 2.1 を訳すよ.

その後の体重

7月31日時点で,かろうじて 60kg 台を切るところまで体重をじわじわ落としていた.その後も微減を続けている:

▲ 2016の7月30日から現時点までの体重推移

このところ運動不足なのは否めないけど,増加に転じなかったのでよしとする.

clip:「ウォーターマークを取り除くなんてかんたんなんですよ」

というグーグルさんちの研究を紹介してる動画:



ウォーターマークはたいてい使い回されてるので,大量のウォーターマーク入り画像からソフトウェアにもとのウォーターマークを推定させて,それを使って今度は画像からウォーターマークをとりのぞく,というお話.

(via The Verge)

SEP「タイプ vs. トークン」§1

スタンフォード哲学事典からのゲリラ訳だよ.
  • Wetzel, Linda (2006). "Types and tokens," Stanford Encyclopedia of Philosophy

以下,セクション 1 の抄訳:

2017年8月18日金曜日

意味論入門一歩手前: レッスン #4

意味論の基本的な考え方をごく簡略に解説するうえでは,今回の内容は完全に脇道です.しかし,世間に出回る哲学めいた議論のなかには,ごく基本的な区別すらおろそかにして読者を混乱させるばかりか,書いている当人すら首尾一貫しない考えに陥っている事例があります.そうした事例を他山の石としていくらか学ぼうというのが今回の趣旨です.

2017年8月17日木曜日

"People must learn to hate": 義務の must ではなさそう

これまででいちばん多く Like がついた」というオバマ前大統領の一連のツイート(ネルソン・マンデラの引用)は,日本語ニュースでも各所で紹介されている.心動かす発言・引用だ.

がんばらない Habitica: 家事からはじめてみよう

生活無能力者がタスク・習慣を管理するアプリ Habitica を使ってどうにか日々を送ってるお話だよ:

今回も,よわいいきもののお仲間を読者に想定して,かんたんな使い方のおしゃべりをしよう.あまり志の高いことは考えずに,とりあえず,やれば楽に終わるけどめんどくさい家事を「習慣」に登録するのをおすすめしたい.

にっき


よわいいきものの記録.

2017年8月15日火曜日

にっき

低糖質なのが売りだというこんにゃく麺を試してみたよ.

意味論入門一歩手前: 余談: なんでタイプ/トークンを言わないんですか?

こういうご感想をいただきました:
一連のポストでタイプ/トークンの区別を導入していない理由について,簡略な説明ともうちょいめんどいの2段階で説明をします.

Android版 Blogger アプリはダメな子だ

Android版の Blogger アプリから書いてみる。…使いにくいなこれ。エディタで太字と斜体は指定できるけど、他はリンクを貼るくらいしかできない。もしかして HTML じかに打てってことなんだろうか。

<blockquote/>
こんな風に blockquote したりするにはじぶんでタグを打つのかな。
</blockquote>

公開時にどんな表示になるのかプレビューで確かめることもできないっぽいぞ。

ためしに投稿してみたら、ご覧のとおりになっていた。このアプリもしかしてゴミなのでは…?

Android 端末から投稿するにしても、ブラウザ上で編集する方が格段にマシだ。長らくインストールするだけで放置してたアプリは消した。

2017年8月14日月曜日

意味論入門一歩手前: レッスン #3

前回のポストでは,「何人かは殺してますよ」という同じ文がいろんな文脈で異なった意味,異なった「真理条件」をもつのを観察しました.
  • 板野氏の発言の真理条件: 板野一郎氏が『イデオン発動編』で作画を担当したシーンで作中人物が「何人か」死んでいる.
  • 犯人氏の発言@場面 A の真理条件:この当該の犯人氏が,発言時点よりも前に,何人かを殺している.
  • 敏腕弁護士の発言@場面 B の真理条件:この敏腕弁護士氏が,発言時点よりも前に,死刑執行の見込みが大きい容疑者たちの弁護を何回か担当し,そのうちの一部の裁判で容疑者が死刑判決を受け,のちに死刑執行されている.
発している文そのものは同じなのに,場面・文脈によってその真理条件はこれだけ異なっていたわけです.

さて,以上の観察を踏まえて,前回はこんな問いを出しておきました:
  • 問い 3: 板野氏の発言,場面 A の発言,場面 B の発言それぞれについて,「何人かは殺してますよ」という文そのものが貢献しているのではない真理条件の要素を洗い出してみよう.

今回は,これの答え合わせです.

2017年8月12日土曜日

にっき

よわいいきものの記録.
  • 本や漫画をため込まないうちにさくさく裁断してスキャンしてる.一昔まえはよく「自炊」って言いましたな.
  • 裁断・スキャンしてる間はべつに頭は使わないので,ポッドキャストや動画を聞いてる.今日は,こんな動画を聞き流してた: "A Discussion of Artificial Intelligence with John Searle and Luciano Floridi" ――ジョン・サールせんせとルチアーノ・フロリディせんせの討議だ(2016年).それぞれ30分のプレゼンをやって,そのあと議論・コメントをやってる.サールせんせは,よくもわるくもいつもどおりで,「認識論的な主観性・客観性と存在論的な主観性・客観性を区別するのじゃ」とか「中国語の部屋」とか,まあそういうおなじみのお話.おもしろいけどね.一方,フロリディせんせは,なんか新しいことを言おうとしてるっぽい(聞き流してるせいでちゃんと頭に入ってない).このせんせは,オックスフォード大学出版会の Very Short Introductions シリーズで『情報』を書いてた先生だね.
  • プリプリちぃちゃん』の新エンディング曲「フワリ、コロリ、カラン、コロン」を買ったぞ! 

意味論入門一歩手前: レッスン #2

前回のポストでは,次の発言を題材にして,2つの問いを出しておきました.
小黒 『発動編』で、板野さんは人物は描いてないんですか。人が死ぬところとか。
板野 いや、何人かは殺してますよ
小黒 あ、やっぱり。
(「animator interview 板野一郎(3)」WEBアニメスタイル,2005年1月28日)
  1. この板野さんの発言の「殺してますよ」はどんな意味だろうか? 現実にどんな出来事があったとき,この発言は事実を言っていることになるだろうか? たとえば,板野さんが出刃包丁で知り合いのアニメ監督やプロデューサーを「何人か」刺して殺した事実があったとき(スミマセン),この発言は事実を言っていたことになるだろうか? 
  2. 一方で,それとはちがう意味でこの「何人かは殺してますよ」を発する場面には,どんなものがありうるだろうか? 具体的にどんな人がどんな状況で発する場面なら,上記のインタビューとはちがう意味になるか,考えてみよう.
今回は,この問い 1 & 2 の解説編です.


2017年8月11日金曜日

意味論入門一歩手前: レッスン #1

まったくの初心者やぜんぜんちがう分野の人たちが,言語学での意味の考え方にかるく触れられる文章を書いてみたいと思います.言葉の「意味」を扱うためのいろんな切り口を紹介していきますわよ.

なんでかんじんの言語をみようとしないんだろう?

このところえんえんととりあげてる「パフォーマティブ」の件の続きというか,なんというか.『LGBT を読みとく』の著者の森山先生がこういうツイートをしてる:

調べるべき項目をわけるといいと思う:
  1. 森山さんがバトラーを誤解なく要約しているかどうか(「私がバトラーの要約に失敗しているのか」)
  2. J.バトラーは言語行為論を正確に理解しているか(「バトラーの言語行為論理解が間違っているのか」)
  3. バトラーの言語行為論(?)は言語のありように合致しているか
  4. 森山さんがまとめた「言語行為論」の要約(バトラーの要約であれなんであれ)は,言語のありように合致しているか

このうち,上記のツイートは (1)-(2) を考えていて,(3)-(4) を考慮していない.「パフォーマティヴ」どうのこうのの話に言語の具体的な話がほとんどでてこないのとあわせると,どうして言語についての話なのにいっこうに言語のありように目を向けようとしないのか,ぼくは不思議に思う.

ねんのために付け加えると,ぼくは言語行為論の専門家ではないし,ぼくじしんも専門家のひとの考えを知りたいと思ってるよ.

2017年8月10日木曜日

「反復可能性」は要注意っぽい

チラシの裏になんか書くと他人さまにいろいろ教えてもらえるね:

「言語学・語用論・言語行為論の外で『パフォーマティヴ』って言うな」って話じゃないよ?

ツイッターで,asaokitan先生がこういう疑問をつぶやいていた:

言われてみると,ぼくもよくわからない.(・ㅅ・)

J.L.オースティンが「パフォーマティヴ(行為遂行的な発話)」を論じたもともとの分野である言語哲学や,あるいは言語行為論を含む言語使用を研究している語用論の外で,「パフォーマティヴ」という用語を行為遂行的な発話とはちがう意味で使うのはいけないかどうか,ぼくなりのおおまかな基準を提案してみたい.

にっき

ぼんやりした人間の記録.
  • Google Fit のデータをお手軽に他でも使えないかなぁとエクスポートの方法を調べてみると,とりあえずグーグルせんせいの Takeout から一括ダウンロードできるのはわかった.でも,そういうんじゃないんだよなぁ.
  • 他のアプリと連携させるんだったらこれでもいいんだけど.
  • いちおう夏休みなので,しばらくお弁当をつくらなくてすむ.前期期間中は,お手軽なサンドイッチをよくもっていった.てきとうな食パンかバゲットに,バターをぬって(贅沢!),てきとうな具をはさむだけでできる.しかも,食べ終われば包みのラップを捨てておしまいなので,帰路の荷物が減る.弁当箱だとそうはいかない.手抜きサンドイッチなので,手軽にできるのがなにより大事だ.スーパーで売ってる処理済み野菜のパックは割高だけど,手間がかからないという点ではありがたい.気が向けばトマトやたまねぎやきゅうりを追加ではさんでもいい.
  • 週末につくりおきでヨーグルトサラダチキンを用意しておけば,ハムとはちがったボリュームのあるサンドイッチをたのしめる.主な材料は鶏胸肉で,お安く手に入る(100gあたり60円~70円くらい).他に必要なのはたまねぎとヨーグルトくらいだ.あっさりした味なので,普段のおかずにするとあまり主食のごはんをぱくぱく食べないですむのが地味にいいところ.

森山「パフォーマティヴ」論議の主眼と論拠はなんだろう

はぁい,パフォーマティブさんだよ.

こんにちは.今日も引き続き,森山至貴『LGBTを読み解く』を素材に使って哲学もどき文章で練習問題をやっていきましょう.

さて,前回のポストでは,「パフォーマティヴ」を解説したセクションについて,次の問題を出していました:
【問題】:このセクションで紹介されている議論の主眼と論拠を抽出してみましょう.
著者による「パフォーマティヴ」解説は,そもそも用語の意味を暗黙のうちにズラして議論を進めているという大きな欠陥を抱えているのですが,そこはもうわかったからよしとして,とにかくこのセクションで言おうとしている主眼とそれを支える論拠を整理して協調的に文章を読む練習をしてみましょう.

はじめにお断りしておきます:書いている自分でもうんざりする内容となっております.「あっ,ウザいなこれ」と思った方は,途中をすっとばして最後の「かなしいまとめ」に飛んでください.

2017年8月9日水曜日

にっき


  • 今日は,この春にやってたアニメ『フレームアームズガール』のラジオ配信日だよ.やったね!
  • 昨日 7.1.1 アップデートがきたおかげで,Xperia Z4 タブレットもいちおう「マルチウインドウ」という名の2画面分割ができるようになった.これで,資料を見ながらかるくノートを取ったり,辞書を参照しながら読み書きがしやすくなった.以前から「スモールアプリ」のメモを使えば資料を見ながらメモを取る程度はできていたとはいえ,大きなウィンドウが使えるのはありがたい.ただ,たとえば Amazon Kindle アプリが画面分割に対応していなかったりと,イマイチ感は否めない.Xperia Z4 タブレットはよくできた端末だし純正キーボードは出色の出来なのだけれど,Android のタブレット対応が進んでいないために全体的な使い勝手がいまひとつになってしまっている.Habitica なんて,横画面に対応してないので強制的に縦表示にされてしまうし.
▲ 画面分割して左に Google Play Books,右に Evernote を開いた状態

  • スマートフォンとタブレットでの日本語入力をもうちょっと快適にしたくて ATOK for Android Professionals を検討してるのだけど,どうもレビューを見てると「重い」という感想が多くて二の足を踏んでいる.

「こわれてしまった我らの経済を1枚の単純なグラフに見る」

――と題した『ニューヨークタイムズ』記事を,デイヴィッド・レオンハートが書いている.

記事冒頭の画像(日本語註釈は引用者によるもの):

2017年8月8日火曜日

にっき

「パフォーマティブ」と言わずに「行為遂行的」って言っておけばいいんだよ

練習問題の解説:意味のすり替えは論証ではないよ」では,「パフォーマティブ」がいつのまにか「発語において約束などの行為をなすこと」から「辞書的な安定した意味に反すること」くらいの別の意味に変わってしまっていることをみた.

おそらく著者じしんも,べつに悪意をもってすり替えたわけではなく,自分ではちゃんと話がつながっているつもりで書いているのだろうと思う.ダメな議論をしているから悪い人だ,なんて話にはならない.


語義を意識しやすい用語を使おう

2017年8月7日月曜日

にっき

練習問題の解説:意味のすり替えは論証ではないよ

昨日の「哲学めいた文章を読む練習問題」のフォロー編.

ここでも,みなさんのお手元に森山至貴『LGBTを読み解く』があって随時参照できることを前提にして,お話をすすめます.(ぼくはKindle版だけを参照しているので,紙バージョンでの参照ページは省略します.)

さて,前回はこういう練習問題を出していました:
問題】筆者がもちいる「パフォーマティブ」は,当初,約束のような行為を遂行するという意味で導入されていますが,その後,この短いセクションのどこかで意味が変わっているようです.「発語においてなんらかの行為を遂行する」という意味でなくなった箇所はないでしょうか.候補を見つけ出してください.また,その箇所での「パフォーマティブ」は,パラフレーズするとだいたいどんな意味でしょうか.

2017年8月6日日曜日

哲学めいた文章を読む練習問題

昨日の「パフォーマティブ」ネタの続きでもあるYO.

森山至貴『LGBTを読み解く』(ちくま新書,2017年)が手元にある方は,第6章「5つの基本概念」から,「言語は綻びによってこそ可能になる」の小見出しではじまるセクションで,ひとつ練習問題をやってみませんか.

このセクションでは,J.L.オースティンを引きつつ「パフォーマティブ」「コンスタティブ」の対をおおまかに解説したあと,デリダが「辞書的な意味というものに疑問をなげかけ」た云々の話をはさんで,その後の「男らしさ」「女らしさ」もパフォーマティブである,というセクションにつないでいます.

問題】筆者がもちいる「パフォーマティブ」は,当初,約束のような行為を遂行するという意味で導入されていますが,その後,この短いセクションのどこかで意味が変わっているようです.「発語においてなんらかの行為を遂行する」という意味でなくなった箇所はないでしょうか.候補を見つけ出してください.また,その箇所での「パフォーマティブ」は,パラフレーズするとだいたいどんな意味でしょうか.

問題のフォローはまた後日.

Update: 解説編を書きました

にっき

  • 8月に入ってもう1週間が過ぎようとしているのに,成績評価のこまごまとした作業をいまだに引きずっている.かなしい.でも,Habitica におすがりしてがんばってタスクをつぶしてるよ.
  • 「パフォーマティブ vs. コンスタティブ」の区別がなぜダメなのかという話も,このチラシの裏に書いておいた方がいいんだろうな.まあ,そのうち.

2017年8月5日土曜日

「パフォーマティブ」っていいたい紳士淑女のみなさまへのご提案

ジェンダー論まわりでなんか「パフォーマティブ」って言いたいみなさまに,言語行為論をいくらか知っている人間からご提案させていただきたい.

clip: Radiohead "videotape" のヒミツ(動画)

ニュースサイト Vox の YouTube チャンネルがたまにつくる文化ネタも,なかなかおもしろい.新しくアップロードされた動画は,Radiohead "Videotape" の隠れたリズムについて解説してる.ぼくは音楽がてんでダメで,とてもじゃないけど「なるほど全部わかった!」とはならないけれど,それでも興味を惹かれる内容だった.




にっき

  • 先日,雑談のなかで「高等教育で《論理学》を教えて欲しいという要望は,実のところレトリック教育を求めているのではないか」という話がでてきて,なるほどそうかもしれんなぁとはっとさせられた.
  • 駄ニメストアで,『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』シリーズが見られるようになった.1~2話は映画館で見ていたけど,その後を追いかけられずにいたので,この機会によろこんで見ている.ありがたい.

「無敵」の人になるための3点セット

3つそろえて,無敵の邪悪なひとになろう!
  • テロリスト的蒙昧主義:わざと曖昧模糊とした書き方をして,なにを言ってるのかわかりにくくしよう! キミの批判者が「あいつはこういうことを言っている」と言ったらこう言い返してやろう――「あなたは私を理解していないよ.あたまがわるいね!」
  • 「泥壕」戦術:キミの批判者に対しては,「この議論にはこれだけの膨大な文献の歴史と蓄積がある.しっかり読んで出直してきたまえ」と言ってあしらおう! 相手がほんとに読み始めたら,みずから泥壕にハマってくれたようなものだ.やったね!
  • グル効果:とても上手くいったときには,キミの曖昧模糊とした言動に深遠な意味を読み取ろうとしてくれる集団がつくれるかもしれないぞ! ただし,深読みに誘導できるだけのの地位や権威や「カリスマ」が必要だけどね!

もちろん,よいこはこんな手を使ってはいけませぬ.

一方で,この3つと似て非なるものとの区別を忘れてはいけない.
  • 明快な文をただ誤読している人への指摘:明快な文についてあからさまな誤読をして世間に広め,まちがいを指摘されると逆にキレる,という手合いもいるかもしれないね.「きみは誤読しているよ」という指摘がいつでもテロリスト的蒙昧主義とはかぎらない.
  • そうは言っても文献は読まねばならん:どんな分野でも年数が経つにつれて文献が積み上がっていくのは当然だ.「泥壕」について書いてるノア・スミスがリンク先で最初に言っているように,議論の参加者に基本的な研究文献の知識が足りないせいで支障をきたすことも大いにありうる.そこで,ただの泥壕とそうでない研究文献の蓄積を見分ける経験則が「論文2本ルール」だ.相手がいう「膨大な研究文献」から模範・代表といえる論文を2本提示してもらう.立場が逆なら,そういう論文を2本,自分がスイとお出しできるのがのぞましい.
  • 協調的に意味をくみとる:グル効果は,コミュニケーションにあたって協調的にふるまうことの副作用,あるいは解釈における善意の原則の暴走と言える.だからといって,いろんな議論で他人の言葉を解釈するときに「この文脈でそういう解釈はありえないだろう」といった善意を発揮するべきでない,という話にはならない.

2017年8月4日金曜日

にっき

  • Habitica を使って,Twitter タイムラインを見ないよう自分に仕向ける」に,設定手順を追記した.かなり PC 初心者向けの書きぶりにしてみたけど,「あんまりブラウザで Twitter みないようにしよう」って人はそもそも PC にある程度詳しいはずなので,意味のない文章になってしまった.どこかで学生さまにおすすめするときには流用できるかもしれない.

2017年8月2日水曜日

がんばらない Habitica: 水回りをこまめに掃除する

生活無能力者の苦闘の記録だよ.

台所まわり,とくにシンクはこまめに掃除しないとすぐに秩序崩壊してしまう.食器洗いをするのは当然として,周囲の水気・油汚れをこまめにとってやるのが欠かせない.とくに夏は,シンクに腐敗物や水気を残すとあっというまに小バエの温床になる――ある日ふとシンクの隅っこをみると,なんか小さくて白いやつがうねうねしてやがってですね…あばばばばば.

あんな悲劇は二度と繰り返してはならぬ.


キッチンタオルは偉大だ


水気を取る掃除には,ふきんよりも紙のキッチンタオルなどが手軽で実用的だと感じている.さっと水気を拭いてそのままゴミ箱に捨てられるのがすばらしい.

きちんとできる人はふきんでもいいんだろうけれど,ぼくみたいなダメ人間の場合はふきんそのものが悪臭の発生源になってしまいかねない.

キッチンタオルは1ヶ月に1ロールくらいのペースで使っている.ガシガシ拭き掃除するときには,使い捨てできる「カット式台ふきん」(ニトリ)がなかなか秀逸だ.


1日に何度やってもいい作業は「習慣」に登録する


食器洗いも拭き掃除も,1日に1回だけやる作業(「日課」)というよりは,食べた直後や気づいたときに何度かやる作業だ.そこで,Habitica の「習慣」に登録する.

にっき


  • Surface Pro4 の赤外線カメラが Windows Hello で起動しない症状がおきて困った.デバイスマネージャーから,「システムデバイス」→ "Surface Camera Windows Hello" のプロパティから「ドライバを元に戻す」を試したところ,また正常に動くようになってくれた.
  • Google Play Music でたまたま引っかかったアルバムを気に入って単純作業中に聞いてる: "8BIT MUSIC POWER - RIKI collection". ぴこぴこ音がたのしい.プロデューサーさんのウェブサイトはここ.ウィキペディアせんせいの記事はこっち. 




2017年8月1日火曜日

例文採取: 長い主語

下線部が主語名詞句だよ:
"Anyone who after the 20th century still thinks that thoroughgoing socialism, nationalism, imperialism, mobilization, central planning, regulation, zoning, price controls, tax policy, labor unions, business cartels, government spending, intrusive policing, adventurism in foreign policy, faith in entangling religion and politics, or most of the other thoroughgoing 19th-century proposals for governmental action are still neat, harmless ideas for improving our lives is not paying attention."
(Deirdre Nansen McCloskey, "Factual Free-Market Fairness," June 2012; via Matt Ridley)

「ATMの普及は銀行窓口係の雇用を減らさなかったみたいだよ」

――というコラムを経済学101に訳した.著者のベッセンせんせいは,ボストン大学の人.
タイラー・コーエンとティム・ハーフォードがほぼ同時期にこの ATM ネタに言及している:
というか,この2人が言及してたので興味をもったんだけども.

あと,ベッセンせんせい出演のポッドキャスト: